お疲れ様です。すずめです
今日は最近の悩みを解決するために取り組めそうなことがあったので、そのことについて書こうと思います。
近頃、社長がいつまでも社員の出来ない所に目を向け悪口を言っているので
聞いている側はもやもやしたりうんざりした気持ちになりました。
悪口を聞いていると嫌な気持ちになったり、時にはその悪口を聞いていると何故かその人よりはマシ。
と変な錯覚で安心してしまい、後から自分は嫌な人間だなと落ち込んだりします。
そんな気持ちに振り回される自分も嫌ですし、そんな悪口を聞き続けて
言われ続けている社員を思うとなんとなく悔しい気持ちにもなりました。
それに最近この社長の悪口が原因で退職者が立て続けに出てしまいました。
悪口は結局本人に回ってしまうんですよね。。
一部の社員は自分も悪口を言われているんだろうな・・・と社長と社員の間の信頼関係も崩れてきてしまいました。
なのでそもそも悪口を言われる筋合いのない社員と、社員の退職に左右されない組織を作りたくて、社員研修に力を入れてみる事にしました。
一つはある会社の社長さんが新入社員に対して実施している研修をそのままYouTubeに挙げていて、私自身もとても勉強になったもの。
もう一つは労働局が主催していた、研修で労働基準法やハラスメントに関する研修です。
どちらも動画やZoomでの参加だったのでほぼ聞くだけの状態だったのですが
今まで勉強したことのアップデートが出来ましたし、どれも正社員であればとても大切な内容でした。
自分の判断材料が増えましたし、職場の同僚や部下を安全に働かせるという事を考えると私は必須の知識だと感じました。
ただ私の気持ちはあくまでも私個人の気持ちで合って、個人差はありましたが社員ごとにもそれぞれ温度差を感じました。
この研修を受ける様社内に提案をした時の反応ですが乗り気な社員。乗り気でない社員・・・様々でした。
社長はどう思っているんですかね。とやる前からぐちぐち言っている人。
学びは大切なので他の動画も見てみます!とやる気満々な人。
そもそも見ない。自分とは関係ないと思っている人。
自分が受けて本当に良かったと思っている分この温度間の差は正直ショックでした。
何かトラブルが起きる前に事前に対応できることで、対応することも最小限になるかもしれないのに。
正社員だからと言ってみんな意識が高いわけで話ですし、今回この話は正社員だけではなく
自ら勉強したい契約社員についても受けられるように提案してありました。
正社員、契約社員にもこんなに差があるのだなと自分の思い込みに気付いた瞬間でした。
そしてここで思ったのは、社長が社員に対して沢山の愚痴を言っていたことに対して私が思っていた感情というのは単に私自身のエゴだったのではないか。という事も考えました。
社員に対して社長が社員の悪口を言っているという事は一言も伝えていないので、社員たちはそれで気持ちに力が入らなかったのかもしれません。
社長があなた達の悪口を言っていて、私は本当に悔しいからもっと力を付けていこう!と言えば社員の気持ちも動いたかもしれないのですが、それもなんか違う気がしました。
私は何故か社員は全員スキルアップしたいと勝手に思ってしまっていたんです。
現実は違いました。
出来れば手を抜きたいと考えている社員もいますし、そもそもこの研修を受けてスキルアップをしていきたいと思っていない社員も思ったよりいました。
きっとこういう社員は社長が何を言おうと悔しいとも何とも思っていないのかなとも思います。
新しい発見がさみしい事だったのであまりいい発見ではなかったのですが、私は色々思い知らされました。
会社は私だけのものではないですし、そういえば社長のものだったなと思い残念な気もしました。
でもその中でも勉強してみたかったり、スキルアップしてみたい社員もいたのでその社員たちと一緒に頑張ればいいかなと尾も思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。