お疲れ様です。すずめです
今日は大事な時間をおじさんから貰いました。
先日の退職した社員について、私が今いる会社の縮図と言って頂けたことについて
私では想像することのできない解決方法をこのおじさんは知っているのではないか。という事を思い、おじさんにこっそり相談することにしました。
おじさんはすんなり時間を作ってくれて、
この前退職した社員だけではなくて他の社員も退職したがっている。私も今とても苦しい状態。
社長がカフェをどうしたいのかが全く分からない。
だけど物凄く否定されるし、もっと他にないのかをすごく聞かれる。
もうお互い苦しい状態で、今回の社員だけじゃなくて段々と退職者が出てきて全員いなくなっちゃう。
という相談をしました。
そしたらおじさんは何故前回のミーティングでセールスじゃなくてマーケティングに力を入れるよう
誘導をしたのかを話してくれました。
おじさんは今の社長と同じようにセールスに力を入れていました。
そして今の社長と同じように、社員に対して沢山考えて提案欲しくてもっともっとと、社員を煽って
ミーティングして、面談してと社員をどんどん追い込んでいきました。
そしたらある日、社員全員が自分の前に立ち、本日で辞めさせていただきます。
と報告され全員そこから突然いなくなりました。
何が起こったのか自分でも理解できず、何かヒントを得るために残ったパソコンのやり取りを
全員分見直しました。そしたら出てくるのは自分の悪口やその日の自分の機嫌の良し悪しについて共有されているチャットの山でした。
ショックだったそうです。
自分は社員と一緒に頑張って売り上げを作っていきたかっただけだと本気で思っていました。
しかし社員たちは自分たちを苦しめる社長としか受け取っていませんでした。
あまりにもショックで不眠症になり、自分のメンタルも崩壊し
頻繁に夜中自分の家の窓ガラスを割って心を落ち着かせていました。
こんな環境に一緒に生活していた奥様は理解も出来ず、おじさんの気持ちも受け止められずつ離婚を告げられました。
これで本当の一人ぼっちになってしまいました。
そこから社員を自分の気持ちだけで縛らず仕組みでつなぎ合えるマーケティングを必死で勉強して
今の自分があるという事でした。
そして最後に言われたのは「社長は僕と似てるね。」と言われてました。
本当にそうです。
もっともっとと、社員を追い込んでみんな退職もメンタルも限界です。
そんなことを深く理解してくれたこと。
そしてこんなに自分の過去を共有してくださってくれたこと。
社長や過去の自分を責めずにこれから良くなるためにやさしく受け入れてくれたこと、今できることを一緒に考えてくれたことについて本当に感謝しかありませんでした。
涙が溢れて何も喋る事が出来ませんでした。
そしておじさんから続けて心強いお言葉をいただきました。
「僕もこの話をしてくれたので、社長が変わるように接してみます。でも人を変えるってとても大変なことです。簡単にはできません。でも僕の全力を掛けて関わって行きます。でも社長が耐えられなくて僕との契約を切ろうとすると思います。その時はすずめさん。危ないと思ったら自分を一番に考えて転職をお勧めいたします。」
こんなに社長は沢山の人に気に掛けて頂いて、心配されて、どう思っているのでしょうか。
本当にありがたいというか、みんなの為に是非変わっていただきたいと思っているのですが・・・
みんなの為に変化する事と、自分を大切にすることは全く逆のことです。
社長と私たちはどう向き合っていったら良いのかを考えなければいけません。
これから社長と私たちが本当の良い距離感で働くために、必死で向き合います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。